2018年12月2日(日)は中京競馬場でチャンピオンズカップが開催されます。阪神競馬場から舞台を中京競馬場に変えて今年で5年目となります。
今回は中京競馬場で行われるチャンピオンズカップの傾向と予想ポイントを説明します。
この記事を読んでチャンピオンズカップの予想に役立てて下さい。
2018年チャンピオンズカップ 中京競馬場ダート1800m
中京競馬場に舞台を移してから今までに1番人気馬が1度も勝っていない難解のレースです。出走頭数にもよりますが、馬群をさばくことを考慮した予想が必要になります。
競馬場とコースの特徴
中京競馬場は堅い馬券を好む競馬ファンには最も難易度の高い競馬場です。中京競馬場はとにかく荒れる傾向のあるレースが多く、特にダート戦は大穴馬券が出ます。
チャンピオンズカップの舞台となるダート1800mは、基本的に内枠で前に行かれる馬が圧倒的に有利だと思います。出走頭数が多い時の差し馬は割引しましょう。
チャンピオンズカップの過去の結果
中京競馬場に舞台を移してからの過去4年分の結果を掲載しておきます。
2014年 | 4枠8番 ホッコーマルタエ 幸騎手 2番人気 |
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2015年 | 2枠4番 サンビスタ M.デムーロ騎手 12番人気 |
2016年 | 5枠8番 サウンドトゥルー 大野騎手 6番人気 |
2017年 | 5枠9番 ゴールドドリーム R.ムーア騎手 8番人気 |
枠順と脚質の有利不利
枠順は、内枠と馬番で8番・9番で良い結果がでています。枠順よりも位置取りが重要で、基本は逃げ・先行タイプが有利になります。
人気馬で京都や阪神で好走をした馬でも差し・追込みだと最終コーナーで行き所を失う結果となり凡走するケースも考えられます。
勝ち馬や3着以内に来る馬の中には最後の追込みで一気に入着をしている馬も少なくありません。人気薄の馬だからといって軽視することはできないので、難しい予想になります。
チャンピオンズカップまでのローテーション
チャンピオンズカップ前のローテーションは、「JBCクラシック」「武蔵野S」「みやこS」の3つのレースからの出走が多くなっています。
また騎手が乗り替わっているケースもあまり良い結果になっていません。ローテーションと騎手にも注目をしてみる必要があります。
過去3走りにダート1800m以上を経験している馬が有利?
過去3走でダート1800m以上のレースを1度も経験していない馬の優勝はありません。ダート1800m以上のレースを前3走中2走以上の馬が高い連対率になっています。
距離の経験は競馬にとっても大事なことですが、このレースではかなりはっきりと傾向が出ているように思います。過去3走りの距離には注目をしてみましょう。
チャンピオンズカップは、中京競馬場というだけで予想は難しくなりますが、傾向として前走で上位人気になった馬で連対をしている馬の結果全体的に良くなっています。
一方、前走人気馬で今回4番人気以下になっている馬は結果も良くありません。前走で人気に応えている馬は有力だということになります。
チャンピオンズカップは、どちらかと言えば「穴党」の人向けのレースなのかもしれません。いつもは本命党の人も思い切り穴狙いをしてみるのも一つの考えか方だと思います。