2018年12月9日(日)に阪神ジュベナイルFが阪神競馬場で開催されます。2歳牝馬のチャンピオンを決めるレースで来年の桜花賞を占う意味でも大切な1戦です。
2018年阪神ジュベナイルF 阪神競馬場芝1600m 馬齢 牝2歳OP
毎年、年末に近づくと2歳牡馬と牝馬のチャンピオンを決めるレースがありますが、牡馬以上に来年の牝馬三冠に向けた各馬の適正などが見えてくる大切なレースになります。
特に牝馬三冠の最初のレース「桜花賞」と同条件なだけに、様々な面で注目される戦いになります。
競馬場とコースの特徴
阪神ジュベナイルFが行われる阪神競馬場の芝1600mは、クラスによって全く違った顔になるコースです。基本は指し馬が中団待機からの追込が目立ちます。
一方、大舞台になるほど強烈な追込が印象に残るレースが多くなっています。特に阪神ジュベナイルFでは、本戦までの結果がかなり影響します。
阪神ジュベナイルFの過去の結果
阪神ジュベナイルFの過去5年間の結果を掲載しておきます。
2013年 | 4枠8番 レッドリヴェール 戸崎騎手 5番人気 |
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2014年 | 8枠16番 ショウナンアデラ 蛯名騎手 5番人気 |
2015年 | 1枠2番 メジャーエンブレム C.ルメール騎手 1番人気 |
2016年 | 1枠2番 ソウルスターリング C.ルメール騎手 1番人気 |
2017年 | 6枠11番 ラッキーライラック 石橋騎手 2番人気 |
過去5年の結果を見ると基本的に堅い決着になることが多いレースです。1着馬は過去5年5番人気までの馬となっています。
過去5年で1着~3着になった全15頭中で6番人気以下は2頭しかいません。また血統的にもサンデー系の血を引く良血馬が好成績を収めています。
枠順と脚質の有利不利
阪神芝1600mは枠順による有利不利はさほどありませんが、脚質はできれば先行タイプの馬から狙いたいのが本音です。
結果だけを見ると中団からでも好成績を残す馬もいますが、やはりフルゲートの多頭数でのレースは前で競馬をできる馬の方が安心です。
馬券の種類にもよりますが、同レベルの馬同士であれば先行馬を優先して軸馬にするのもひとつの考え方だと思います。
阪神ジュベナイルFまでのローテーション
阪神ジュベナイルFまでのローテーションは、過去に1400m以上の重賞で1着または2着などの好成績をあげている馬は有利になっています。
過去10年で1着になった馬は、これまでに1600m以上のレースで1着になっているのが条件です。また、最低着順も3着までというのが基本のようです。
阪神ジュベナイルFまでに4戦以上のレース出走馬は優勝例がない!
阪神ジュベナイルFで勝つには重賞レースや1600m以上といったある程度の経験は必要ですが4走以上レースの出走がある馬は、2003年を最後に勝った例がありません。
基本的に新馬戦から順当に勝ち上がり、本戦までに1~2戦の経験を経ている馬が1着馬になっているケースが多くみられます。
阪神ジュベナイルFは、基本的に人気馬や実績馬から狙うのがセオリーだと思います。無理に穴馬を探すよりも人気馬を中心に馬券を組み立てるのが理想です。
1番人気~5番人気の馬で過去の実績や脚質を考慮しながら馬券を組み立てたいところです。出走馬のメンバーにもよりますが、順当な結果になることが予想されます。
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