11月18日(日)は、京都競馬場でマイルチャンピオンシップが行なわれます。秋のマイル王を決定するレースとしてふさわしい激戦が展開されます。
今回は、マイルチャンピオンシップの予想を中心に傾向と対策を説明します。この記事を読めば、マイルチャンピオンシップの傾向が理解できると思います。
2018年マイルチャンピオンシップ GI 京都競馬場 芝1600m 馬齢3歳以上OP
マイルチャンピオンシップが開催される京都競馬場のポイントは、3コーナー付近のアップダウンです。アップダウンを意識した展開によりレースの結果も大きく異なります。
基本的に開催序盤は先行馬が有利なレースが多く、開催終盤は差し馬が有利になると言われています。
競馬場とコースの特徴
京都競馬場の芝・1600mは、展開が読みにくいレースのひとつになります。3コーナー付近の坂を意識してスローな展開になれば、逃げ馬の有利な展開です。
一方、先のことを考えずに先頭争いをするようになるとペースが速くなってしまい、差し馬や、追込馬にも勝機が訪れる展開になります。
マイルチャンピオンシップの過去の結果
マイルチャンピオンシップの過去5年間の結果を掲載しておきます。
2013年 | 3枠5番 トーセンラー 武豊騎手 2番人気 |
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2014年 | 6枠12番 ダノンシャーク 岩田騎手 8番人気 |
2015年 | 8枠16番 モーリス R.ムーア騎手 4番人気 |
2016年 | 8枠16番 ミッキーアイル 浜中騎手 3番人気 |
2017年 | 8枠18番 ペルシアンナイト M.デムーロ騎手 4番人気 |
人気の面から考えると明らかに1番人気馬がすんなりという訳にはいきません。マイルチャンピオンシップは18頭フルゲートになることが多くなっています。
従って人気馬が自分の競馬ができるとは限りません。特に位置取りに失敗をしてしまうと取り返すのが難しくなります。
マイルチャンピオンシップの枠順と脚質の有利不利
マイルチャンピオンの行なわれる京都芝・1600mは、内枠に差し馬が入ると最終コーナーでインをついてくることがあるので要注意になります。
脚質的な有利不利は、レースの展開次第というのが本音になります。終盤のことを考えて抑えた展開になると逃げ・先行馬が有利になります。
逆に先行争いが厳しくなりそのままの勢いでレースが進むと直線で確実に前が潰れますので、差し馬にチャンスが巡ってきます。
脚質以上に難しくなるのが、位置取りだと思います。自分の競馬ができる馬が有利になるので、騎手の力が影響するので注意をしましょう。
マイルチャンピオンシップまでのローテーション
マイルチャンピオンで好走をする馬のローテーションは基本的に夏場に休養をとっている馬が多くなっています。秋から始動をして2戦目か3戦目の馬が良い結果となっています。
前走が1600m以下だった馬よりも1800m以上のレースに出走をしている馬の方が良い結果となっています。また前走りで惨敗をした馬は苦戦が必至です。
マイルチャンピオンの予想の傾向と対策
マイルチャンピオンの予想は出走馬を見て展開を考えなくてはなりません。また、前走などのデータも必要ですが、騎手の乗り方次第で大きく変わってしまうと思います。
血統的にみると、この距離だとやはりサンデー系のディープインパクト産駒が良い結果になっているようです。
非常に予想が困難になるマイルチャンピオンシップですが、出走馬をみながらひとつひとう考えて行けば必ず数頭に絞れると思っています。
馬券的なことを考えると1頭からの流し馬券よりもBOX馬券も視野に入れる必要がありそうです。維持を張らずに手広く的中を重視した馬券を組み立てましょう。