ほぼ1年中の週末になると行われている中央競馬ですが、使用されている競馬場は全国にある10会場の中から2~3会場で開催されています。
今回は10会場ある競馬場の中でも、最も大きな競馬場として知られている東京競馬場を紹介します。この記事を読んで東京競馬場の攻略に役立てて下さい。
東京競馬場は実力が最も追求される日本を代表する競馬場!
中央競馬は全国10会場の競馬場を交替制で使用するスタイルですが、東京競馬場は関東開催のグループになります。
春のGIシリーズと秋のGIシリーズと呼ばれる時期に中山競馬場と交互に開催されています。ここでは、東京競馬場の概要やコースの攻略を説明します。
東京競馬場の概要と特徴
東京競馬場は1周約2,000mと直線約530mは、共に新潟競馬場よりは劣りますが、名実共に日本を代表する競馬場になります。
開催されるレースに、「日本ダービー」「ジャパンC」「天皇賞・秋」などのJRAを代表するレースが開催されているのも頷ける広大な競馬場です。
芝コースは、基本的にスピードだけで押し切るのが難しいコースなので、スタミナと勝負根性といった馬の本当の実力勝負が観られるので多くの競馬ファンに人気があります。
開催時期(2018年)
- 1回 1月27日(土)~2月18日(日)
- 2回 4月21日(土)~5月27日(日)
- 3回 6月2日(土)~6月24日(日)
- 4回 10月6日(土)~10月28日(日)
- 5回 11月3日(土)~11月25日(日)
2回と3回および4回と5回は連続開催になっています。また、開催日以外の時は場外馬券場として馬券購入が可能です。
住所 | 東京都府中市日吉町1-1 |
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東京競馬場で行われている距離と攻略ポイント
東京競馬場で行われるレースは、「芝」「ダート」「障害」レースになります。芝コースは広く長い直線があるので、中山で好走しても東京では通用するかはわかりません。
馬券的な攻略は、基本的に芝レースは実力勝負になることが多くなりますが、開幕週に限っては、内枠の芝状態が良いので、逃げ馬が好走をすることもあります。
今回は細かいコース・距離ごとの攻略は避けますが、基本的に先行より差しタイプの馬が良い結果になっているようです。以下に実働コースの距離を掲載しておきます。
芝レース
- 芝1400m
- 芝1600m
- 芝1800m
- 芝2000m
- 芝2300m
- 芝2400m
- 芝2500m
- 芝3400m
ダートレース
- ダ1300m
- ダ1400m
- ダ1600m
- ダ2100m
- ダ2400m
障害レース
- 障ダ3000m
- 障ダ3100m
- 障芝3110m
以上の16コースでレースが開催されますが、中には1年間で1回しか走らないコース距離もあります。
東京競馬場で観たいレースベスト3
東京競馬場で競馬を観るならオススメのレースベスト3を紹介します。当日はかなりの混雑が予想されますが、競馬ファンならば一度は経験したいものです。
1位 日本ダービー(東京優駿)
3歳三冠と言えば、「皐月賞」「日本ダービー」「菊花賞」ですが、その中で日本ダービーが行われるのが東京競馬場・芝2400mです。開催時期は毎年5月最終週に行われています。
2位 天皇賞・秋
1年に2回行われる天皇賞は古馬の強い馬が出走します。春の天皇賞は長距離で行われるのに対し秋は東京・芝2000mなのでスピードと底力を要するレースになります。
3位 ジャパンカップ
世界の強豪馬が出走するレースです。日本の馬が海外で勝つのが難しいのと同様に海外の強い馬でもこのレースは苦戦をします。
競馬初心者の方が東京競馬場を観ると多くの人が、広さに圧倒されます。実際に他の競馬場と比べるとその大きさは、一度足を運んで欲しいと思います。
また、今回は紹介できませんでしたが、開催時には様々なイベントもありますし、競馬場内のグルメやグッズ販売をはじめ博物館もあるので、家族で楽しめる場所になります。