競馬予想と血統の関連性について

競馬予想の方法には様々な方法がありますが、予想する要因に血統を取り入れている競馬ファンも少なくありません。
確かに血統は競馬予想において必要なこともあります。

今回は、競馬予想と血統の影響を考えてみたいと思います。
この記事を読めば、競馬初心者には難しい競馬と血統の基本が理解できるようになります。

目次

競走馬の強さに血統は関係するのか?

競走馬の毛並みや性格などは、血統がかなり影響していると思われます。
競走馬としての能力に関しても100%ではありませんが、確実に影響しています。

血統理論には、「奇跡の血量」と呼ばれる交配の方法があります。
確かに、この配分量の競走馬には大きな実績を残した馬も多く存在します。

競馬は血統で全てが決まるとも言われるが・・・

血統理論を中心に競馬予想を行っている人の中には「競馬は血統で全てが決まる」とまで断言している人もいます。本当にそうなのでしょうか?

競馬には、騎手や厩舎のリーディングがあるように種牡馬(競走馬の父親)のランキングのようなものもあります。
下記は過去5年間の種牡馬ベスト3です。

リーディングサイヤー(種牡馬)

2017年
1位ディープインパクト
2位キングカメハメハ
3位ステイゴールド
2016年
1位ディープインパクト
2位キングカメハメハ
3位ダイワメジャー
2015年
1位ディープインパクト
2位キングカメハメハ
3位ハーツクライ
2014年
1位ディープインパクト
2位キングカメハメハ
3位ハーツクライ
2013年
1位ディープインパクト
2位キングカメハメハ
3位シンボリクリスエス

過去5年の結果を見ると、すべての1位がディープインパクトで2位がキングカメハメハとなっています。
2018年度も途中ですが、ディープインパクトの快進撃は止まっていません。

さらに、ここに掲載している種牡馬のうち「キングカメハメハ」と「シンボリクリスエス」以外は、すべてサンデーサイレンスの仔になります。

このような結果を見ると、競走馬には血統が大きな影響があると考えられます。
もちろん、すべての予想を血統だけで全部的中できるほど甘くはありません。

競馬予想に血統を取り入れる面白さと問題点

競馬予想に血統理論を取り入れることに対しては、特に意見はありません。
そもそも競馬予想に正解があるとは思えないので、結果的に満足できる内容であれば良いと思います。

血統理論はとても奥が深いので、初心者向きとは思えませんが、競馬ファンであれば知っておくべき内容も多く知ることができると思います。

ただし、血統理論を取り入れたからといって、他の予想理論を全く受け付けなくなるのは、あまり賛同できません。

競馬予想は、いくつかの理論を取り入れて、自分なりの予想をつくることがおすすめの予想方法だと思います。

初心者にも知って欲しい名種牡馬

サンデーサイレンス(~2002年死亡)

主な産駒には、「ディープインパクト」「スペシャルウィーク」などJRAを代表する馬で日本の種牡馬の中で最も有名な馬です。

ディープインパクト(現役種牡馬)

現在の種牡馬NO1の馬で現役時代も歴代最強馬の争いにも含まれるくらいの名馬。産駒にもジェンティルドンナなど多数のGI馬を輩出しています。

ブライアンタイムズ(~2013年死亡)

産駒には、「ナリタブライアン」「ファレノプシス」などの名馬を輩出しています。
サンデーサイレンス系に対抗していた種牡馬になります。

キングカメハメハ(現役)

現役の種牡馬では数少なくサンデー系ではない馬の筆頭種牡馬です。
「ロードカナロア」「ホッコータルマエ」「レイデオロ」などの名馬を輩出しています。

まとめ

今回は血統に関する説明をしました。
競馬予想に血統が大きく関連することは理解できたと思います。
特に新馬戦などを観ると親の特徴がでていると思います。

競馬予想という意味では、血統理論の利用に関しては個人の好みの問題だと思います。
無理に予想する要因に入れる必要はありませんし、外す必要もありません。

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