馬券の買い方には、軸馬を決めて本命馬から他の馬へ流す買い方。
また、軸馬を決めずに、ある程度の頭数の全ての組み合わせを買うボックス買いがあります。
今回は、ボックス買いについて説明をしていきます。
この記事を読めば、ボックス買いの買い方や購入のポイントがわかるようになるでしょう。
ボックス馬券の買い方とレース選び方
ボックス馬券は、自分が狙った複数の馬の全ての組み合わせを購入する買い方です。
A馬・B馬・C馬の馬連3頭のボックス馬券は、「A-B・A-C・B-C」の3通りとなります。
ボックス馬券は、軸馬は的中したが相手の馬が外れてしまう「抜け目」が少なくなる代わりに、的中してもマイナスになる「トリガミ」の危険性も考えられます。
ボックス馬券の買い方やポイントを覚えまていきましょう!
ベテランがボックス買いをしない理由
競馬歴の長い人は、あまりボックス買いをしないイメージがあります。
もちろん、穴党の中には、いろいろな馬を考慮してボックス買いをする人も少なくありません。
一般的に、自分なりの競馬予想が確立している人の多くは、軸馬を選びます。
したがって、自分の本命馬から流す馬券が基本的な馬券の買い方です。
流し馬券が正解だとは言いませんが、自分の予想に対する自信や信頼度を考えると、理にかなった考え方だと思います。
軸馬を決められないくらいであれば、レースを見送るという考え方も間違いではありません。
同時に、ボックス馬券を主軸に考える買い方も間違いではないと思います。
ボックス馬券の組み合わせと馬券点数一覧
馬連・枠連・ワイド
3頭ボックス | 3通り |
---|---|
4頭ボックス | 6通り |
5頭ボックス | 10通り |
6頭ボックス | 15通り |
7頭ボックス | 21通り |
馬単
3頭ボックス | 6通り |
---|---|
4頭ボックス | 12通り |
5頭ボックス | 20通り |
6頭ボックス | 30通り |
7頭ボックス | 42通り |
3連複
3頭ボックス | 1通り |
---|---|
4頭ボックス | 4通り |
5頭ボックス | 10通り |
6頭ボックス | 20通り |
7頭ボックス | 35通り |
3連単
3頭ボックス | 6通り |
---|---|
4頭ボックス | 24通り |
5頭ボックス | 60通り |
6頭ボックス | 120通り |
7頭ボックス | 210通り |
ボックス馬券に適したレース選び
ボックス馬券に適したレースは、流し馬券の対象にならないレースという考え方ができます。つまり、混戦が予想されるレースということです。
問題と問題とはなるのは資金配分。均等買いであれば、馬券点数分の配当が必要になります。馬連4頭ボックスであれば、6.0倍以上の配当が望ましいといえます。
理想的な買い方は、馬連なら4頭ボックス。3連復や3連単の場合は、ボックス買いよりもフォーメーションを利用した方が、良いかもしれません。
仮に、1点でもトリガミになる馬券が含まれているのであれば、資金配分を行うことで全ての馬券でプラス収支にすることもできます。
まとめ
今回はボックス馬券に関する説明を行いました。本来は、軸馬が決められない時はレースを見送ることをおすすめします。
自分の予想が確立されてくると、馬券の購入は少なくなってくるでしょう。しかし、重賞など、馬券を絞れない時などに活用するのも1つの方法です。
ボックス買いは、初心者向けでありながら使い方の難しい買い方です。必要に応じて活用することをおすすめします。