競馬の回収率について!その意味と計算方法を解説

競馬新聞や書籍を見ると「回収率」という言葉が登場しますが、一体どのような意味なのでしょうか?
今回は、競馬用語で頻繁に登場する「回収率」の説明をしていきたいと思います。
回収率の意味や計算方法が理解して、競馬予想に役立ててください!

目次

回収率の意味

回収率というと数学的なイメージがありますが、的中率が理解できているのであれば、おそらく簡単にわかると思います。
的中率は、10レース中5レース的中した場合、50%となります。
これは、的中したレース数÷勝負をしたレース数×100で算出することができます。
回収率も考え方は同様で、馬券を購入した金額に対してどれだけの配当金を得られたかが回収率になります。
回収率の±の分岐点は100%なので、100%よりも多い数値であればプラス収支になり、少ない数値であればマイナス収支になります。

回収率の計算方法

回収率の計算方法は、先ほど説明した式になります。

配当金額 ÷ 購入額 × 100 = 回収率(%)

100円を1点単勝の馬券を購入して250円(2.5倍)の配当だった時の回収率を計算します。
250円÷100円×100=250% 回収率は250%ということになります。

次に200円を100円ずつ2点単勝の馬券を購入したとします。先程と同様に250円(2.5倍)の配当だった時に回収率を計算します。

配当金額は250円ですが、馬券の購入資金は200円使用しています。
250円÷200円×100=125% 回収率は125%ということになります。

最後に100円ずつ3点単勝馬券を購入した時も計算してみましょう。配当金額はこれまでと同じ250円です。

配当金額は250円ですが、今回の馬券購入資金は300円使用しています。
250円÷300円×100=約83.33% 回収率は、約83.33%なのでマイナス収支ということになります。

競馬は的中率と回収率のバランスが大切!

競馬は、的中率と回収率のバランスを意識することが重要です。
極端に言えば、的中率100%でも回収率はマイナスになることも考えられます。
16頭出走している全ての馬の単勝馬券を購入すれば的中率は100%ですが、配当が16倍以上にならないと回収率はマイナスになります。
回収率は大きくマイナスになることが予想できますので、的中率だけを意識しても競馬でプラス収支にするのは難しいことがわかります。

例えば、2.0倍以上の単勝馬券を1点買いして、負けたら倍額を次のレースで同じように購入していけば、いずれは的中して回収率が100%を超えることになります。
回収率を意識してもらうために例として挙げましたが、連敗が重なっていくと資金額も倍々に増えていき、資金が続かなくなるというデメリットがあるので、推奨はしていません。

まとめ

今回は、回収率について説明をしました。
回収率は、簡単に言えば競馬収支がプラスかマイナスかを知るための数値です。
あまり収支を意識をしすぎると競馬の楽しみは減るかもしれませんが、マイナス収支ばかりでは競馬を長く続けることが難しくなると思います。
競馬で安定した回収率を望むのであれば、的中率と回収率のバランスを考えなくてはなりません。
回収率と的中率を意識した競馬予想をしていくことをおすすめします。

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