毎年1月~12月まで中央競馬は開催していますが、その年の最初のGIレースがフェブラリーステークスになります。
今回は、フェブラリーステークスの傾向と予想のポイントを説明します。東京競馬場ダート1600mの攻略を覚えておきましょう。
フェブラリーS GI 東京競馬場 ダート1600m 馬齢4歳以上OP
フェブラリーSは、東京競馬場ダート1600mで行なわれます。ダート競走に関しては、中央競馬に所属をしている馬でも比較的地方競馬の重賞などに出走しています。
基本的に中央競馬はダートよりも芝レースの方が重賞レースも多いですし、注目されています。一方、地方競馬はほぼダートレースなので出走しやすい条件になります。
フェブラリーSで場に入着する馬の多くは、地方競馬の重賞でも好走をしているケースが多くなります。予想の時には地方競馬の競馬場のことも意識をすることをオススメします。
競馬場とコースの特徴
フェブラリーSが行なわれる東京競馬場は直線が長いというイメージがありますが、ダートコースは芝コースの内側になるので若干短くなります。
最もポイントになるのは、スタート地点からの芝部分での適正です。一般的に芝の部分が長ければスタートダッシュがつけやすいのですが、中には苦手な馬もいます。
フェブラリーSの過去の結果
フェブラリーSの過去5年間の結果を掲載しておきます。
2014年 | 7枠13番 コパノリッキー 田辺騎手 16番人気 |
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2015年 | 2枠4番 コパノリッキー 武豊騎手 1番人気 |
2016年 | 7枠14番 モーニン M.デムーロ騎手 2番人気 |
2017年 | 2枠3番 ゴールドドリーム M.デムーロ騎手 2番人気 |
2018年 | 6枠12番 ノンコノユメ 内田騎手 4番人気 |
2014年を除くと上位人気馬が安定感のある競馬をしているのがわかります。コパノリッキーも連覇をしているので、2014年の16番人気は過少評価だと思います。
過去5年の1番人気の成績は、1-2-2-0となっています。3着以内になっているので、馬券的には信頼できると思います。
フェブラリーSの枠順と脚質の有利不利
フェブラリーSの枠順による有利不利は、基本的に外枠が有利だと言われていますが、あくまでも芝コースでスタートダッシュが可能な馬になります。
芝が極端に苦手な馬がいる場合も考えられるので各馬の実績には注意をする必要があります。脚質は、差し・追込タイプが有利になります。
但し例年多頭数でのレースになるので、中団よりも後ろからだとすんなり抜け出せないと失速をしてしまう危険性も考えられます。騎手の力が重要になります。
フェブラリーSまでのローテーション
フェブラリーSに出走をする馬の主なローテーションは、前年のチャンピオンズカップから直行をするか、年明けに根岸ステークスなどで1度出走をするかどちらかです。
どちらにしても、フェブラリーSで好走をする馬の多くはチャンピオンズカップに出走をしている馬が多くなっています。
チャンピオンズカップで上位に入着をした馬は当然ですが、予想時には下位に敗れた馬も無死はできないと思います。
フェブラリーSの予想の傾向と対策
フェブラリーSは、基本的にダート路線の重賞実績馬が中心です。特に前年のチャンピオンズカップや年明けの根岸Sは参考にする必要があります。
その他には、地方競馬での実績も確認をすることをオススメします。特に盛岡競馬場の南部杯や南関東競馬での重賞実績は重要なポイントになります。
中央競馬のその年の最初のGIということで、多くの競馬ファンが的中を目指します。基本的に実績馬の成績が良いので落ち着いた結果になることもあります。
チャンピオンズカップで大敗をした馬が人気を落としてから好走をするケースも見られます。中山競馬場などのタイプが違う競馬場で苦戦をした馬にも注意が必要です。