11月11日(日)にエリザベス女王杯が京都競馬場で開催されます。世代を超えた牝馬最強を決める戦いは、毎年激戦となっています。
今回は、エリザベス女王杯の予想を中心に傾向と対策を説明します。この記事を読めば、エリザベス女王杯の予想に必要なデータがわかると思います。
2018年エリザベス女王杯 GI 京都競馬場 芝2200m 馬齢 牝3歳以上 OP
エリザベス女王杯は元々牝馬三冠のひとつでした。当時は「桜花賞・オークス・エリザベス女王杯」が牝馬三冠でエリザベス女王杯の距離は芝2400mとなっていました。
1996年に牝馬三冠に「秋華賞」が設立された時に今の2200mとなり、古馬も含めた牝馬最強戦に生まれ変わりました。
競馬場とコースの特徴
エリザベス女王杯の行なわれる京都芝・2200mは、比較的順当な結果に終わることが多く、上位人気馬を抑えるのがセオリーになっています。
エリザベス女王杯も例外ではありません。比較的安定した結果になりますが、希に人気薄の逃げ馬が好走をするので要注意だと思います。
エリザベス女王杯の過去の結果
エリザベス女王杯の過去5年間の結果を掲載しておきます。
2013年 | 2枠3番 メイショウマンボ 武(幸)騎手 2番人気 |
---|---|
2014年 | 1枠1番 ラキシス 川田騎手 3番人気 |
2015年 | 6枠12番 マリアライト 蛯名騎手 6番人気 |
2016年 | 2枠3番 クイーンズリング M.デムーロ騎手 3番人気 |
2017年 | 3枠5番 モズカッチャン M.デムーロ騎手 5番人気 |
過去5年を見る限り1番人気馬が好走をしているとは言えない結果です。と言っても極端な人気薄が勝っている訳でもないので、比較的無難な結果に終わっています。
人気面で馬券を購入するには、決め手は欠けています。但し的を絞るという意味では数頭でも削れれば良いと思います。
エリザベス女王杯の枠順と脚質の有利不利
エリザベス女王杯の行なわれる京都芝・2200mは、スタート後は特に忙しくないので枠順による有利不利はさほどないと思われます。
脚質的には、基本的に先行~差しタイプの人気馬が最終コーナー前で進出してくるケースが多いようです。希に人気薄の逃げ馬が自分のペースでレースをすると怖い存在になります。
エリザベス女王杯までのローテーション
過去5年の結果をみると前走に大きな特徴はありません。大抵の馬は、重賞からエリザベス女王杯に出走をしています。
中でも多いローテーションは、3歳勢は秋華賞からの出走が比較的安定しているように思われます。古馬勢は様々なレースからの出走となっていまが府中牝馬組は苦戦しています。
エリザベス女王杯の予想の傾向と対策
エリザベス女王杯は、過去のデータからはあまり大きな情報は得られていないようですが、前走が秋華賞だった馬は検討する馬になります。
また、変わったデータだと1着馬が、連続4走以上同じ騎手とのコンビの馬が好走をしているようです。
エリザベス女王杯のデータを見ていると好走馬よりもマイナス要因の方が目立つことがわかります。例えば、乗替は良い結果につながっていません。
過去の重賞か2000m以上の距離で1着であることが必要なのも特徴的ですが、重賞レースで大敗を喫した馬は、苦戦をしている傾向があります。