競艇は6号艇までしかないんだから、当てるのは簡単でしょ!と思ったことはありませんか?
どの公営ギャンブルもそうですが、当てることと儲かることはまったく違います。
今回は、勝率が低いと言われている5号艇と6号艇について説明をしていきます。
この記事を読めば、5号艇や6号艇が絡む舟券が、なぜ高配当になるかがわかると思います。
5号艇と6号艇の舟券を購入する理由とは?
競艇を始めて、最初に気がつくことは、1号艇の強さだと思います。
もしかしたら、1番艇の単勝を買い続ければ、勝てるのではないか?と考えた方もいるかもしれません。
ところが、多くの競艇ファンが5号艇と6号艇に注目をしています。
ここでは、1号艇をはじめ、5号艇と6号艇の特徴や舟券での関連性を説明します。
1号艇の単勝を買えば勝てるのか?
競艇で1号艇が1着になる確率は、40%~50%と言われています。
競艇場によっては、もっと高い数値の会場もありますが、1号艇が1着になる確率が高いことは間違いありません。
そこで単純に1号艇の単勝を買えば勝てるのではないか?という疑問が出るはずです。
結果から言えば、的中率はかなり高くなりますが、ほぼ確実にマイナスの回収率になります。
競艇は1日に12レースが行なわれますが、その内の10レースくらい1号艇が1着になることもあります。
このような勝率でも、マイナス収支になる危険性が高くなります。
1番の理由は、配当の低さになります。
中央競馬の場合は、最低でも1.1倍になるので元返しがありませんが、競艇の場合は100円戻しがあるので、1着になったとしてもプラスにならないレースも少なくありません。
結果的に、1号艇の単勝では、勝つことが難しいと判断できます。
5号艇と6号艇が高配当につながる理由とは?
5号艇や6号艇が1着になった舟券が高配当になりやすいのは、単純に単勝率や連対率の低さが関係しています。
簡単に説明をすると、2連単や3連単で5号艇や6号艇が1着になると高配当になります。
しかし、1-5や1-6といった2連単は、出現率の割には高配当にはならないので、覚えておきましょう。
競艇は内側ほど有利なので、5号艇や6号艇は、様々な面で不利な条件になっています。
1つの理由として、単純に距離が長くなってしまうことが挙げられます。
競艇は、第1ターンマークを先頭で通過することが理想なので、5号艇や6号艇は物理的に不利なのです。
さらに、先にターンを抜けたボートの引き波を受けてしまいますので、ますます後方組が不利な展開になってしまいます。
5号艇と6号艇を絡めた舟券が売れるのはなぜ?
上記で説明したように、物理的にも理論的にも5号艇と6号艇が勝つ可能性は低いのに、5号艇と6号艇絡みの舟券が売れるのはなぜでしょうか?
競艇のデータで最も特徴的なことは、1号艇の単勝率や連対率の高さが目立ちます。
2号艇~6号艇に関しての結果を考えると1号艇だけがズバ抜けています。
言い方を変えると、的中率と回収率のバランスを考えたときに、5号艇や6号艇を絡めた舟券が最も魅力的だと考える人が多いのだと思います。
実際に、常に5号艇と6号艇の舟券を買い続けると勝てるという意味ではありませんが、少なくとも配当的に1号艇を頭に考えるよりも「うまみ」があります。
条件が揃えば、5号艇や6号艇にも充分チャンスがある!
5号艇と6号艇が勝つときには、それなりの条件がそろうことが理想だと思います。
特にレースを絞って狙うのであれば、風と選手を考える必要があります。
強い追い風が吹けば、速度が速くなる条件は同じですが、より高速ターンで第1ターンマークを抜けるのは、外側ほど有利になります。
また、インコースにB級選手で、アウトコースにA級ともなれば、さらに条件が揃うこととなります。
スタートの得意な選手を狙って買うのも悪くありません。
まとめ
競艇は1号艇が圧倒的に1着になる確率が高いことはデータ上でも現れていますが、毎日の結果を見ると会場によっても異なりますし、レースによっても傾向があります。
仮に1号艇が1着になる確率が50%の会場であれば、残りの50%は2号艇~6号艇のどれかが1着になるということです。
どのようなときに5号艇や6号艇が1着になるのかを自分の目で確認をするのもひとつの方法だと思います。